【レビュー】TOMIX 225系100番台Aシート

こんにちは!今回はTOMIXから発売された225系100番台のAシート編成を購入したので見ていきたいと思います。

商品情報

メーカー:TOMIX

品番:98544

商品名:JR 225-100系近郊電車(Aシート)セット

価格:18,700円(税込)

商品ページ:https://www.tomytec.co.jp/tomix/products/n/98544.html

発売時期:2024年2月(新製品)



パッケージ

パッケージは紙パッケージでした。てっきりいつもの車両ケースだと思ってました。

パッケージ右下には製造直後の写真が載っていました。

内容物

発泡スチロールのトレイに車両が4両、付属品と説明書が入っています。各車両は袋に包まれています。本製品は車番が印刷済みなのでインレタは付属しません。

説明書

説明書です。

各セットの紹介です。具体的な編成例はパッケージ裏側を参照してください。

オプションパーツリストと交換パーツリストです。後述しますが、TNカプラーのJC7256は新規部品です。

付属品

全面表示×2

内容は下記の通りです。

・A新快速|野洲
・A新快速|草津
・A新快速|網干
・試運転
・B新快速|敦賀
・B新快速|堅田
・A新快速|近江塩津
・A新快速|長浜
・A新快速|播州赤穂
・A新快速|上郡
・A快速|長浜
・A快速|加古川

標準でA新快速|姫路が装着済みです。Aシートの運用としては網干・姫路~草津・野洲の間なので、それ以外はダイヤ乱れで運用変更がない限り使われない表示ですね。試運転を用意してるのもマニアックです。この編成単独で走らせたり、出場時にあったAシート重連を再現するのも面白いかも?

転落防止幌×2

各車両

↑クモハ224-701 Aシート

本製品の目玉、Aシートの車両です。実車は9号車になっています。前面の帯は新快速カラーですが、側面はAシート専用の帯、さらには片開2ドア、連続窓と完全に専用車両として設計された車体が目立ちます。

↑モハ225-136

10号車のモハです。こちらは予備パンタが搭載されています。野洲(やす)寄りのパンタグラフは基本的には上げません。向きがわからないかもしれませんが、避雷器やヒューズボックスがある方を上げましょう。

↑モハ224-178(M)

こちらがモーター車です。モーターはM-13搭載です。

↑クモハ225-129

12号車、野洲寄りの先頭車両です。こちらもパンタグラフが搭載されていますが、予備パンタはありません。

Aシートの詳細

目玉のAシートを詳しく見ています。車内の青いシートが再現されています。

さすがにトイレ横の優先座席(しかも一人掛け)は再現されていませんでした。ちょっと残念なのはドアに印刷されている黄色の注意喚起シールでしょうか。上から印刷を重ねているため、その様子がわかってしまいます。

旧製品との比較

メーカーの説明文では「先頭車両の前面の形状を見直し」とありますが、どのように変わったのでしょうか?

左が旧製品、右が今回製品です。パッとみただけではわかりにくいですが・・・。前面から見ると”おでこ”の両脇部分が少し肉厚になっています。

TNカプラーは今回から小型胴受けになっています。旧製品では胴受けがスカートの中で窮屈になってますね。今後分売パーツとして出るので、旧製品のアップデートができそうです。

上から見ると今回製品は少し角ばった形になっています。

連結してみてもほとんどわからないので、混結しても問題無さそうです。(ただしモーター性能が違うため、旧製品と連結する場合は注意が必要です)

説明書を見ていて気になったのですが・・・。全面表示の交換が上級者向け???そんなに難しい作業ではないと思うのですが・・・。

確かに外そうとするとなかなか外れません。

ボディを外してライトユニットを見てみます。実車では無いはずの運行番号を表示する部分に穴が開いています。表示はないので、行き先表示のパーツは黒色で印刷されてますが・・・旧製品の状態が実車に近いのになぜ・・・?

ここで気づきました。全面表示のパーツ形状が変わっています。旧製品は平たい形状だったのですが、今回製品では凸部が増えています。なるほど、ここの厚みが増えた影響で脱着が難しくなっているのですね。説明書ではライトユニットを完全に分解するように書かれていますが、実際にはある程度隙間ができれば交換可能です。

今回からよりリアルに見えるようにパーツの形状を変えたんだと思います。旧製品だと結構表示が奥まって見えにくい状態でしたからね。もしかすると223系などもこのパターンになるかもしれませんね。

転落防止幌の取付け

転落防止幌を取り付けます。この編成は9~12号車でほぼ固定になるので、9号車は中間向けのR-2・L-2と書かれた短い物を、12号車は先頭車両用のR-1・L-2の長い物を使用するとします。なお、LとRは運転席の中からみて左か右かの用です。

旧製品では中々取り付けにくかった転落防止幌なのですが、なぜか簡単に取付けできました。なぜ・・・?

よく見ると幌の取付け形状が変わっています。従来(左)は太い突起でしたが、今回から細くなっています。

この先頭車部分の形状変更、行き先表示と幌の取付け具合は今後の521系などでも変わってきそうですね。

TNカプラーの取付け

早速ですが、TNカプラーに交換します。サクサクっとアーノルドカプラー部分をニッパーでカットします。

パチッと所定の穴に嵌めれば完成です。なお、TNカプラーは品番:0337を1セット使用します。

走行シーン

他の225系と並べて。姫路駅の東側にある留置線っぽいですね。

片開き2ドアというと、153・165系以来でしょうか。思わず古い製品ですがKATOの153系と一緒に走らせてみました。(2ドアというと117系振り)明らかに時代が違いますが、このような並びができるのも模型ならではですね。

西日本の新快速にも連結されるようになった有料座席サービス。次はKATOさんから223系1000番台の改造車を発売してもらえると嬉しいですね!

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