こんにちは!今回はKATOの381系100番台くろしおを購入したので見ていきたいと思います。以前に製品化されていましたが、「やくも」の増結として欲しかった方も多いのではないのでしょうか?今回は「やくも」の増結やモノクラス編成の「くろしお」を再現したかったので基本セットのみの購入となります。
メーカー:KATO
品番:10-1868
商品名:381系100番台「くろしお」6両基本セット
価格:
商品ページ:https://www.katomodels.com/product/n/381kei100
発売時期:2023年11月(新製品)
パッケージ
↑パッケージ全体
通常の車両セットですので、特に変わりはないです。
内容物
説明書とシールの入った袋、車両が6両、トレインマーク回転用のドライバです。なおウレタンは増結セットの分も入る9両分になっています。
説明書
シール
シールの収録内容は下記の通りです。
- 特急くろしお|天王寺 20枚
- 特急くろしお|白浜 20枚
- 特急くろしお|新宮 20枚
- 特急やくも|岡山 20枚
- 特急やくも|出雲市 20枚
- 特急きのさき|京都 14枚
- 特急きのさき|城崎温泉 14枚
- 特急こうのとり|新大阪 14枚
- 特急こうのとり|福知山 14枚
- 特急サボ 14枚
- 指定席表記 10枚
- 自由席表示 6枚
- 号車番号 1~9 各6枚
「きのさき」「こうのとり」の印刷がずれてる様に見えますが、幕の左上に「特急」という赤文字があります。またこれらの列車を再現する場合は、実車の1号車のクハがクロに改造されているため、タイプとなります。外観はほぼ一緒なのであまり気にはならないと思います。忠実に再現したい場合は車番の変更、グリーン車マークの貼りけ、シート変更などをするといいと思います。
各車両
それでは1両ずつ見ていきましょう
←新宮(しんぐう) 天王寺(てんのうじ)→
↑クハ381-126
新宮寄りの先頭車両です。
↑モハ380-61
↑モハ381-61
この車両が動力車になっています。モーターはスロットレスモーターになっています。※右側のカプラーを交換しています。
↑モハ380-63
※左側のカプラーを交換しています。
↑モハ380-63
↑クハ381-125
天王寺、新大阪、京都寄りの先頭車両です。
クハのトレインマークです。「くろしお」「きのさき」「こうのとり」「やくも」の4種類です。
カプラーを交換する
今回の製品は従来のフック付きカプラーが使用されています。このままですと、「やくもリニューアル編成」には使用できないので、カプラーを交換します。使用するカプラーはこちら。
「やくも」の増結編成と使用されていた時は、6両編成を半分にし、クハ1両の向きを変えて、3両の増結編成を2本として使われていました。その為、カプラーは連結面となるモハ380の1か所を交換してみます。
この6両編成は日根野所属で、通常「はんわライナー」「やまとじライナー」や繁忙期のモノクラス編成の「くろしお」として運用されていました。繁忙期にはライナー運用が無くなるため、1本を「やくも」の応援として駆けつけていました。
モハ380です。カプラーを交換するのにボディを分解します。交換するのは写真左側の乗降ドアが無い方です。
カプラーの取り外しは、床下の隙間にカプラーを固定している爪があります。これを横から押す様にすると取り外しができます。
動力車の場合は形状が異なり、カプラーが両サイドの爪で固定されています。それを外せばいいのですが、パーツが脆いので注意して取り外します。
カプラーを取り外したら2点の爪を取り外します。ピンセットで示している箇所ですね。ここの構造はトレーラー車とモーター車でも同じ構造です。
カプラーは下部の受け部分を利き手で持ち、捻るようにすれば分解できます。この際に爪の破損や中身のバネが飛ばないように十分注意してください。
カプラーが分解できました。この中身を先程のパーツと交換して、元に戻せばOKです。
↑旧カプラー(写真左)と新カプラー(写真右)
旧型のフック型と新型のカプラーは互換性はありません。その為、カプラーを交換する際は「やくも」へ増結する部分に加えて、「くろしお」でも走らせられるように反対側のカプラー(モハ381側)も交換しました。カプラーを全数交換すると他の編成も組めるので、可能であれば全数変えた方が楽だと思います。
レイアウトで走行
マイクロエースの283系オーシャンアロー、TOMIXの381系くろしお各色を留置線に並べてみました。
阪和線は高架区間が多いため、高架線路を走行させると阪和線っぽさが出ますね。Youtubeに紹介動画をアップしていますので、是非ご覧ください。次回は「やくも」に増結して楽しみたいと思います。お楽しみに!