こんにちは!
前回に引き続き、KATOのキハ85系を使用してワイドビューひだの編成を再現したいと思います。一部形式は製品化されていませんので、代用する形式については前回記事をご覧ください。
今回は高山本線を前線走破する富山(とやま)発着のひだ(通称:富山ひだ)を再現したいと思います。
↑富山ひだ・基本の3両編成
基本編成となる3両です。平日や閑散期を中心に大体がこの編成です。土休日でも増結されずこの3両の日があります。
やはり一番目立つのは富山方の10号車グリーン車のキロ85でしょう。このキロ85は元々特急南紀で投入された車両です。
この車両は常に10号車として、9号車、8号車と号車番号が振られています。これは岐阜方に高山発着の編成を増結するのですが、その間に増結車両を入れる関係で固定されているものと思われます。そのため、全体が6両や7両編成でも10号車という扱いになります。
9号車はキハ84-300が連結されています。こちらも元南紀の車両です。10号車のキロ85と比べると座席数が倍以上となっています。しかも自由席ですので、隣はゆとりのあるグリーン車、こちらは座席みっちりの自由席というのがす面白いところです。また、座席数を確保するために行先表示が他の形式と違って窓上にあるのが特徴です。
8号車は車いす対応のキハ85-1100が連結されます。
富山ひだを再現する場合、ひだ・南紀の増結セット(品番:10-1405)の購入が必要です。旧製品にはキロ85とキハ84-300の設定がありません。また、動力ユニットをキハ84-300に組み込む必要があります。assyパーツを組み立てるか、基本セットのキハ84-0から移植すると可能ですが、室内灯の支柱が目立ってしまいます。
↑富山ひだ・増結時の4両編成
増結された4両編成です。大阪ひだとは違い、岐阜方に1両足します。増結される車両は貫通型のキハ85-200です。車いすスペースがあるキハ85-1100の場合もあります。増結された車両は7号車で指定席となります。
大阪ひだは土休日になると4両になりましたが、富山ひだは4両になる頻度はそんなに多くなかったと思いますが、皆様どうでしょうか?
この編成に高山発着の編成(高山ひだ)が6両編成になるとフル編成の10両編成になります。富山ひだが4両になりづらいことから、10両編成が発生しやすいのは大阪ひだを併結したパターンが多かったと思います。
富山ひだも1両増結されるかどうかの2パターンなのでわかりやすかったと思います。さて次回は本命の高山発着となる高山ひだ・・・ではなくて、飛騨古川発着の編成を紹介したいと思います。お楽しみに!