こんにちは!
KATOから発売されているキハ85各種を使って、特急ひだの各編成を再現していきたいと思います。1両単位で増結が可能だったキハ85。編成パターンも様々でな中々わかりずらい所も多いです。そこで何回かに分けて紹介したいと思いますので、模型で編成を組む参考にしてもらたらと思います。
今回は大阪発着となる25号・36号を紹介したいと思います。
と、その前に再現に当たっての気を付けるポイントを紹介します。
まず、製品化されてない形式があります。
・キハ85系1次車
↑キハ84(1次車)
ドア位置が2次車と異なります。また、号車表示と自由席・指定席表示がLEDになっています。(他は幕式)
・キハ84-200
↑キハ84-204の車内にある車番プレート
すいません、車両の写真がありませんでした・・・。この車両は、元南紀用の中間車両で車販カウンターがあるのが特徴です。
・キハ85-200
↑キハ85-201(大阪駅にて)
こちらも元南紀用の車両です。貫通型の先頭車両ですが、車いすスペースが設置されていません。その為、基本的には増結部分に使用されることが多いです。
・キハ85-1209
↑キハ85-1209(高山駅にて)
1両だけ存在するレア車両です。元々はキハ85-209でしたが、車いす対応席に対応するために改造されています。わかりにくいですが、ドア横に車いすマークが貼られています。それ以外の外観はキハ85-200と同じです。こちらの車両は車いすの指定号車に使用されることが主となります。
以上3形式は次の車両で代用します。
・キハ85系1次車各種→各型式そのまま
・キハ84-200→キハ84-0
・キハ85-200→キハ85-100またはキハ85-1100
キハ85-200を代用するにあたって、現行品を使用する場合はちょっと加工を行います。
↑KATOのキハ85-1100
現行のワイドビューひだ・南紀のセットには車いす対応の改造でブラックアウトされた窓が再現されています。(写真ではドア右横の黒く塗りつぶれている部分)実車ではこの部分は車いす対応の洗面所が設けられています。
↑ブラックアウトを表現した部品
ボディを取り外すと、ブラックアウトしている部分は窓ガラスパーツには再現されておらず、床下パーツに黒いパーツが取り付けられています。このパーツは取り外し可能ですので、現行品を使用する場合はこの部品と取り外せば雰囲気出るかと思います。逆に旧製品はこのパーツが無いのでそのまま使用すれば良いかと思います。
では上記を踏まえて大阪ひだの編成を再現してみましょう!
↑大阪ひだ・基本の3両編成
基本の3両編成です。主に平日はこの編成でした。1号車は非貫通型の先頭車両で自由席ですので、上り36号の大阪行きでは一番前の展望席は人気でした。最終運行日では立ち客も出たそうです。下り25号では3号車の1番席に座ると大阪から岐阜まで先頭からの前面展望が楽しめます。
土休日や祝日、繁忙期と金曜日の上り・36号、月曜日の下り・25号は下記の4両編成になっていることが多かったです。
↑増結時の4両編成
1両増結された4両編成です。3号車の隣に4号車が増結されます。増結される車両は200番台の貫通型が多かったです。この200番台は製品化されてませんので、上記の通り旧製品の100番台を使用するか現行の1100番台からブラックアウトのパーツを取り外して代用します。
↑大阪駅に停車中の特急ひだ25号高山行き(4両)
大阪ひだのパターンは上記2つだったのでわかりやすかったかと思います。次回は大阪ひだと同様、まだ分かりやすいパターンである、富山ひだの編成について紹介したいと思います。お楽しみに!