【レビュー】TOMIX JR315系 通勤電車セット

こんにちは!

今回はJR東海の新型車両、315系がTOMIXから発売されたので見ていきたいと思います。

商品情報

メーカ:TOMIX

品番:98820

商品名:JR 315系通勤電車セット

メーカー定価:28,050円(税込)

メーカーサイト:https://www.tomytec.co.jp/tomix/products/n/98820.html

発売時期:2023年6月(新製品)

実車は2022年の3月ダイヤ改正前にデビューし、中央西線の新しい顔となっています。この車両の登場により、中央西線は8両編成に統一されています。また、関西本線でも4両編成のワンマン仕様がデビューしています。

↑パッケージ全体

↑パッケージ内部

↑車両全体

10両用のウレタンに入っており、9両目部分にパーツが入っています。4カ所、謎のスペーサーで隙間が埋められてますね。恐らく315系は先頭車両も中間車両と同じ車長になっていおり、先端が伸びている顔でもないので、このように埋められているのでしょう。中間にスペーサーがあるのは他の製品でここに先頭車が入る場合を見越してスペースが広いのでしょう。(4+4の8両編成など)

↑説明書

いつも通りの内容物です。説明書と注意書きとインレタです。

↑付属品

前面の種別・行先表示は下記のとおりです。

  • Local|Nagoya
  • 普通|多治見
  • Local|Tajimi
  • 快速|名古屋
  • Rapid|Nagoya
  • 快速|中津川
  • Rapid|Nakatsugawa

普通列車では多治見(たじみ)行と名古屋(なごや)行き、快速列車では中津川(なかつがわ)行きと名古屋行きが選択でき、いずれも英語表示も可能という内容です。このパーツは1つしかはいっておらず、各表示が2個ずつ収録されています。以前の製品ですとこのランナーパーツが2個入っていて内容も充実していたのですが・・・・紛失には注意ですね。

瑞浪(みずなみ)行きや神領(じんりょう)、高蔵寺(こうぞうじ)行きなどは無いのでサードパーティー製に期待ですね。

↑車番のインレタ

お約束のインレタです。内容としては、

  • 車体番号(C1、C3、C6)の3編成分
  • ATS表記
  • 弱冷房車表示
  • 編成番号(前面窓ガラス用)

となっております。所属表記は付属していません。

では各車両を見てみましょう

←名古屋 中津川→

↑1号車 クハ314-0

名古屋寄りの先頭車でトイレ付です。最初からトイレタンクパーツが取り付けられています。

↑2号車 モハ315-500

中間のモハです。3号車とユニットを組んでいるようですが、モハ314は存在しないみたいです。全てのモハにパンタグラフが搭載されています。パンタグラフは全て名古屋方に搭載されており、向きも同じです。

↑3号車 モハ315-0

動力車両はこの車両に設定されています。新型のM13モーター搭載です。

↑4号車 サハ315-500

V型の切れ込みが見える箱ですが、非常走行用の蓄電池やインバータ類でしょうか?かなり特徴的な形をしています。

→非常走行用の蓄電池類の準備用の箱との事です。(2023/8/7追記)

↑5号車 サハ315-0

↑6号車 モハ315-500

↑7号車 モハ315-0

↑8号車 クハ315-0

中津川寄りの先頭車両です。こちらにはトイレはありません。4号車のサハ315と同様に非常用の走行装置の箱が付いています。

→こちらも非常走行用の蓄電池類の準備用の箱との事です。(2023/8/7追記)

↑先頭車の前面

ライト類の点灯確認です。種別・行先表示も点灯します。ヘッドライト、テールライト共に少し暗いかなぁ?という印象です。

↑従来車両との並び

やはり従来の211系や313系との並びを再現したいですよね。315系のデビュー後、中央西線は8両に統一されたため、従来車両の編成は下記の2パターンになりました。

・211系4両 ×2

・313系1300番台2両 + 211系3両×2

さらにその後、315系の増備によって313系が含まれる編成が消滅しました。ちなみに従来神領(じんりょう)車両区に所属していた313系の3両と4両編成は大垣(おおがき)電車区へと転属し、東海道線で運用されています。

↑1号車トイレ部分の拡大

特徴的な台車とトイレタンクが再現されています。実車と見比べてみると・・・

↑315系の台車

左右が合ってなくて申し訳ないのですが、大垣駅で留置中に撮影した写真です。今までにないタンデム台車とのことです。

さて、TNカプラーはありませんが、最初からトイレタンクパーツが取り付けられています。で、このパーツはどうなってるのかボディを分解すると・・・

↑1号車を分解したところ

シャーシの左右両端にボス1か所で止まっているパーツでした。分解時にポロっと取れるため、ゴム系接着剤で止めるのがいいかと思います。アーノルドカプラーでこのトイレタンクが付いていると気になるのは台車の回転具合ですが・・・。

↑各車両の台車を回転させたところ

一番左がトイレ付きの1号車です。意外とトイレタンクに当たる手前でも他の車両と同じぐらい回るんですね。このパーツを取り付けた状態でC243のS字カーブは通過できるのでしょうか??気になりますね。

↑中間車両と先頭車両のシャーシ部分の比較

一つ気になったのは最近主流となっているシャーシパーツです。中間車両でも端っこ部分が少し角が削れた形状になっています。まるで以前のグリーンマックスみたいな形状ですが、先頭車両と見比べると・・・形状が同じですね。どうやら中間車両でも先頭車両でもシャーシは同じみたいです。

そして皆さん、新シャーシの床下だと気になるのは、あれですよね?そう、隠しパーツです。果たして315系には隠しパーツはあるのでしょうか?

↑残念、隠しパーツはありません!

床下パーツを取り外しましたが、クハ・モハ・サハ共に隠しパーツはありませんでした・・・。

車端部にある蓄電池?が再現できれば良かったんですけどね。これは仕方ないですね。

次回はTNカプラーに交換してアップグレードしたいと思います。お楽しみに!

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