【検証】「KATO381系やくもリニューアル編成」を使った編成例~200x年編~

こんにちは!

前回、KATOの「381系やくも・リニューアル編成」の2000年代より前を見てみましたが、2000年代の編成を見ていこうと思います。内容としてはKATOの説明書通りの編成になります。

前回と違うのは自由席の位置が変更になっているところです。1号車と2号車に設定されていた自由席が岡山方の5・6号車寄りに変更されています。(3両編成の短い場合は2・3号車)

この年代の時刻表を持っていない為、説明書の内容で紹介します。

3両編成

←出雲市(いずもし) 岡山(おかやま)→

1号車2号車3号車
指定席・禁煙自由席・喫煙 ※指定席変更あり自由席・禁煙

↑3両編成パターン

増結セットの内容そのままですが、商品単体では動力車が無いため、動力ユニットの組み込みが必要です。加えてクモハ側にライトユニットが無いのと、ヘッドマークが印刷されていません。その為、

・モハの動力ユニット

・モハの動力台車x2

・クモハの床下セット

の合計4点のassyパーツが必要です。(動力台車は1個売りなので注意です)こうなると結構割高なので、素直に6両セットを購入した方がいいのかも知れませんね。

編成内容を見ると、2号車は自由席の喫煙車となっていますが、指定席になる場合もあるようです。3両中2両が自由席なので自由席の割合が高めの編成ですね。

なお、この一番短い3両編成は2006年頃までとの事です。

4両編成

←出雲市(いずもし) 岡山(おかやま)→

1号車4号車5号車6号車
指定席・禁煙グリーン車・禁煙自由席・喫煙
※指定席変更あり
自由席・禁煙

↑4両編成パターン

グリーン車が連結された4両編成です。先ほどの3両編成にサロが増えた形になります。4両編成ですが、2・3号車が欠番となっています。6両編成とする場合は、1号車と4号車の間にモハユニット2両を組み込む為、あらかじめ番号を空けている状態となります。

この編成も基本セットから再現可能で、モハユニットを2両抜き取ればOKです。

5号車の自由席は指定席に変更になる場合があります。

6両編成

←出雲市(いずもし) 岡山(おかやま)→

1号車2号車3号車4号車5号車6号車
指定席・禁煙指定席・喫煙指定席・禁煙グリーン車・
禁煙
自由席・喫煙
※指定席変更あり
自由席・禁煙

↑6両パターン1(基本セット)

↑6両編成パターン2

パターン1は基本セットをそのまま使用した例です。パターン2については基本セットと増結セットを使用しますが、増結セットのモハとクモハを中間に組み込む形で組みます。(増結セットのクモハはライトユニットが無いため中間車として扱います。)この場合、基本セットのモハユニット2両と増結セットのクハは使用しません。

なお、後述の9両編成を作るときはパターン2で編成してください。これにより、3+3+3両の凸凹が楽しめる9両編成となります。パターン1で組もうとするとモハが1両足りません。逆にモハを1両assyで組むと6+3両の9両編成が組めます。

7両編成

←出雲市(いずもし) 岡山(おかやま)→

1号車2号車3号車4号車5号車6号車7号車
指定席・禁煙グリーン車・喫煙指定席・禁煙指定席・禁煙自由席・喫煙
※指定席変更あり
自由席・禁煙自由席・禁煙

続いては7両編成です。

現在のゆったりやくも編成で土休日などでよく見る編成に近い、4両に3両を繋いだ形です。現在の編成では塗装の違いはもちろん、グリーン車の設定が1号車に代わっているのと、中間に入るクモハとモハに電気連結器が設置されているなど違いがいくつかあります。

この編成の気になるところは2号車のグリーン車です。基本的にグリーン車は喫煙車なのですが、2号車自体が喫煙車という設定なので、この場合だけグリーン車で喫煙可能?という設定だったのでしょうか。

時代によっては1両の半室だけ禁煙車、半室禁煙車というのもあるので、やくもでもそうだったのかも知れません。(半室禁煙車ってほぼ意味ないんですけどね・・・)

この編成を再現するには基本セットと増結セットが必要です。この場合、基本セットのクモハとそれとユニットを組むモハの合計2両は使用しません。

9両編成時の増結編成(3両)

↑7~9号車の増結編成(リニューアル編成)

↑7~9号車の増結編成(国鉄色)

最後に9両編成の紹介をしたいと思います。さすがに9両編成は写真が撮れなかったため、増結部分だけの写真で説明します。

6両編成のパターンに岡山方に7~9号車の3両を増結します。基本的には全て指定席扱いなのですが、自由席となった場合もあるようです。

国鉄色の3両はGW、お盆、年末年始の繁忙期に日根野電車区から借り受けた編成を使用していました。

はんわライナーで使用していた国鉄色6両を半分にして、3両増結編成を2つ作っていました。その際、1両だけ先頭車のクハの向きを変えています。恐らくこの国鉄色が組み込まれた場合は全車自由席扱いだったと思うのですが・・・?

さすがにこの車両のグレードで指定席だとちょっとかわいそうですよね。

国鉄色が先頭となる上り列車(出雲市・米子→岡山)はリバイバルやくも状態ですし、他区所から車両を借りてまで増結する姿はかっこよかったですね。

さて、基本セットと増結セットで9両編成を組むと途中でクモハが2両も組み込まれて凸凹とした編成になります。現在では見られなくなってしまったパターンですが、模型で再現するとなかなか面白いため、是非楽しんでもらればと思います。

Youtubeにいろんな編成で走行させた動画をアップしております。是非ご覧ください。

いかがだったでしょうか。この他にも編成パターン、自由席・指定席や喫煙・禁煙の違いがあったりすればコメント欄で教えてください。

さて次回は、国鉄色を含んだ9両編成を組むのに、KATOの国鉄色がどこにもない状況でして・・・再生産は決まりましたが、ちょっと工夫をしたいと思います。お楽しみに!


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