こんにちは!
前回に引き続き、KATOのキハ85系を使用してワイドビューひだの編成を再現したいと思います。一部形式は製品化されていませんので、代用する形式については前回記事をご覧ください。
今回は1日1往復のみ存在する飛騨古川発着の特急ひだ号です。
↑飛騨古川ひだ・4両編成
1日1往復だけの、下り特急ひだ5号、飛騨古川行きの編成です。折り返し、上りは12号名古屋行きとなります。
この編成の特徴は両端が貫通型になることです。下りの飛騨古川行きは大阪発のひだ25号を、上りは高山からの編成を併結して名古屋へと戻るため1~4号車の番号を空けて、5号車からの番号となっています。その為、名古屋で特急ひだを見たときに「あれ?先頭車の両方が貫通型??」と思われた方もいるかもしれません。
5号車のキハ85-200は同じ貫通型のキハ85-1100になる場合があります。
6号車は半室グリーン車のキロハ84が連結されており、4列シートです。
8号車のキハ85-1100は車いすスペースの指定号車になるため、他の形式での代用はできません。(キハ85-1209は可)
この編成が増結される場合は、8号車の先に9号車、10号車が増結されて6両となります。1両だけ先頭車両を増結して、5両となるパターンもあります。
↑9号車・10号車に増結されるパターン
9・10号車に連結されるパターンを再現してみました。中間車+先頭車と先頭車+先頭車のパターンから各車種のパターンで組んでみました。
①と②は単純に中間車両のキハ84に先頭車両のキハ85を非貫通か貫通で組んだパターンです。
③と④は中間車両がキハ84-300を使っています。このパターンは富山編成から車両を調達しないと組めないので、ちょっとレアなパターンかと思います。
↑ひだ12号名古屋行きの増結部分(③のパターン) 岐阜駅にて撮影
岐阜駅で慌てて撮影したひだ12号です。写真奥側が高山・名古屋方面です。9号車にキハ84-300、10号車にキハ85-0が連結されています。
↑ひだ12号名古屋行きの増結部分(③のパターン) 名古屋駅にて撮影
⑤と⑥はどちらも先頭車両で組んだ場合です。この場合ですと先頭車両が3両続くトリプルヘッダーになります。
⑦と⑧は繁忙期に発生するレアな増結パターンで9号車に半室グリーン車のキロハ84が連結され、基本編成と合わせてグリーン車が2両という豪華編成になります。
他にもこんなパターンがあったよ!などありましたらコメント欄に書き込んでください。
これら様々なパターンで組まれた6両編成に、大阪ひだの4両と併結すると10両ひだの完成です。(大阪編成が3両編成で9両となる場合もあります)
大阪ひだが4両、飛騨古川ひだが6両の合わせて10両編成が完成する様子を撮影していました。岐阜駅での併結シーンです。Youtubeにアップロードしていますので是非ご覧ください。
次回はようやくメインの高山発着編成を再現したいと思います。お楽しみに!