【レビュー】TOMIX JR 2700系特急ディーゼルカー(南風・しまんと)セット (特別企画品)その2

こんにちは!前回に引き続き四国2700系を見ていきたいと思います。

↑2700系のボディと床下を分解したところ

座席やデッキ・トイレ付近の壁が再現されています。半室グリーン車の2800形は全て茶色の成形色となっています。グリーン車部分は1+2列の3列シートが再現されています。

↑ライト基盤点灯の様子

全ての車両にライトユニットが入っています。写真ではわかりにくいのですが、ヘッドライト用とトレインマーク用ではLEDの色温度(白っぽいのと黄色っぽい色)が違います。細かいですねー。

↑2700系の床下

2800形も2700・2750形もすべて同じ床下でした。一番下は動力車です。

↑このセットだけのTNカプラー

左が先頭部分、右が連結面です。大型の電連が再現されています。また、先頭部分用は胴受けが小さいタイプが採用されています。

↑2750形と2700形

2700系は3形式しかない車両です。半室グリーン車の2800形はすぐに認識できますが、他の2750形と2700形は何が違うのか?と気になるところですが、車いす対応座席の有無です。

上の2750形は普通車で13列ありますが、下の2700形は1列少ない12列です。2750形の小さい窓が気になりすね。この座席は眺望がイマイチそう・・・。2700形の後方にあるドアは車いすが通れるようにワイドドアになっています。

南風では2700形が、うずしおでは2750形が増結車両として使われいる様です。

JR四国の特急編成の案内をみて、車いすマークがある号車は2700形を組み込めばOKです。

↑幌パーツを取り付けたところ

付属品の幌パーツを取り付けました。そのまま取り付けようとするとガバガバだったので、少し爪などで力を入れてカチっと感触があるまで入れないとしっかり取り付けられませでした。全車両に幌が付いてるか不明ですがとりあえず取り付けました。

↑岡山で停車中の「南風・うずしお」

写真奥側が高知方です。どうも手前の岡山方には幌が付いていませんね。手前3両は2750形が1両増結された、うずしお号です。

↑児島駅停車中の「南風・うずしお」

写真手前側が高知方、奥側が岡山方です。やはり高知方に幌を付けているという感じです。でも半室グリーン車の2800形が中間に入ることは少ないので、この幌の出番が少ないような気もしますね。

手前4両が南風号で、黄色のアンパンマン列車となっています。土日だったため、2700形が1両増結されて4両となっています。

↑中間に取り付けた様子

中間部分は幌で通り抜けができるのを再現したいとの岡山方以外は全部つけておけばいいのかなと思います。実際連結するとTNカプラーの効果もあっていい感じに幌の通り抜けが再現できていますね。

↑マリンライナーとの並び

岡山駅での並びを再現していました。岡山駅の瀬戸大橋線ホームは主に、マリンライナーと各特急列車(南風号・しおかぜ号)が交互に発着するような形で使用されます。(普通列車は切り欠きホームの7番のりばから発着)

※2023年のダイヤ改正でこの並びは左右逆になっているみたいです。(特急列車が右の6番線、マリンライナーは左の8番線からの発車)

↑四国2000系との並び

岡山駅で同じ列車どうしの並びは無いのですが、模型ならではということで。KATOのJR四国2000系と並べてみました。2700系のデビュー当時は2000系と共存状態だったため、車種が選べて乗れるという状況が良かったです。

↑四国2000系との並び

2000系でも半室グリーン車でしたが、2700系になって、グリーン車と普通車の比率が変わりました。2000系ではグリーン車が6列でしたが、4列に減っています。代わりに普通車は4列でしたが6列に増えています。なんだか2700系の普通車の方が窓が大きいし、客室も広いので普通車の方が良さそうな印象を受けますね。

↑キハ47 JR四国色との並び

ヘッドマークは南風のままですが、「うずしお」としても活躍可能です。

↑JR四国の気動車シリーズ

N2000系、2000系、2700系、以前に紹介したキハ185系の国鉄復活色です。この並びだと徳島駅かな?と思える顔ぶれですね。ちょっと前まではJR四国の車両がほとんど製品化されておらず、模型的には寂しいところでしたが、近年様々な製品が出てきてうれしいですね。

↑JR四国は近鉄??

パッケージのかっこいいイラストですが、なぜか近鉄シリーズと同じテイストのイラストでした。たまたまでしょ?と思いましたが、

↑国鉄車両のパッケージイラスト

国鉄車両のイラストとは違うみたいです。イラストレーターの方が一緒なのでしょうか?それはともかく、限定品で特製イラスト付きのパッケージは嬉しいですし、開封するときのテンションが上がりますよね。

というわけで四国2700系を見てきましたが、いかがだったでしょうか。限定品はTNカプラーが付いているので是非お見逃しなく。カプラーに拘らない方や車番をじっくり決めたい方は通常版が良いでしょう。

是非皆さんもお好きな編成で走らせてお楽しみください♪

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