こんにちは!
今日は現存する国鉄特急型電車、特急「やくも」の懐かしいカラーが発売されたので見ていこうと思います。
メーカー:カトー
品番:10-1777(基本セット) 10-1778(増結セット)
商品名:381系 「やくも」 (リニューアル編成) 6両基本セット 、381系 「やくも」 (リニューアル編成)3両増結セット
価格:基本セット¥20,900(税込)、増結セット¥8,250(税込)
商品ページ:https://www.katomodels.com/product/n/381kei_yakumo_renewal
発売時期:2023年3月(新製品)
↑基本セットの内容
まずは基本セットからです。増結の9両が入るようにウレタンの切込みが用意されています。緑の落ち着いたカラーが懐かしいですね。
↑付属品
付属品はシンプルで、クモハの連結対応のカプラーといつものドライバー(?)です。
↑付属シール
今回シールは基本セットのみに入っています。増結セットには入っていません。
収録内容は下記のとおりです。
●行先表示
特急やくも|出雲市 10両分
特急やくも|岡 山 10両分
特急スーパーやくも|出雲市 10両分
特急スーパーやくも|岡山 10両分
快速|米子 7両分 ※通勤ライナー用
●座席サボ
自由席 喫煙車 5両分
自由席 禁煙車 12両分
指定席 喫煙車 7両分
指定席 禁煙車 18両分
通勤ライナー用 14両分
●号車サボ
1~9 の数字が各3両分
それではさっそく基本セットの各車両を見ていきましょう。
↑クハ381-128
出雲市(いずもし)方の先頭車として設定されている車両です。現在ではグリーン車のクロに改造されています。
↑モハ380-69
↑モハ381-69
↑サロ381-29
現在では普通車のサハに改造されています。グリーン車マークが大きく、他と違う窓枠が相まって普通車とは違う雰囲気を醸し出しているのがいいですね。
↑モハ380-78
模型の動力車です。今回の製品からはスロットレスモーターが採用されています。
↑クモハ381-7
岡山(おかやま)方の先頭車両です。モハからの先頭車改造の車両です。
↑先頭車両のロゴ
先頭車両に印刷されたロゴもきれいです。
「381 yakumo やくも」が読み取れますね。その下の「WEST JAPAN RAILWAY COMPANY」はもはや目視では判別不可能です。
保安表記のATS-S表記も印字されています。
↑中間車両の連結
途中、トイレのある車両はトイレタンクが再現されています。
↑先頭車両の連結面側にあるJRマーク
今まで知らなかったのですが、先頭車両のクハとクモハの連結面側には小さく白いJRマークが印刷されています。
↑クモハのライト点灯状態
ヘッドマークが明るく点灯します。ヘッドライトは細目の形状の為、ちょっと暗いなぁ?という感じです。
↑ヘッドライトの点灯状態
点灯状態をアップで。クモハについている簡易型の特急ヘッドマークは印刷で再現されています。右上の「yakumo381」もきれいに印刷されていますね。
続いて増結セットの中身を見ていきます。
↑増結セットの内容物
↑クハ381-129
増結セットのクハはヘッドマーク装備、ヘッドライト・テールライトは点灯仕様となっています。現在ではサブ編成のグリーン車であるクロ381になっています。
↑モハ380-78
↑クモハ381-1
増結セットのクモハはトレインマークなし、ヘッドライト・テールライトは非点灯になっています。連結器は最初から連結対応カプラーが取り付けられているので、中間部分に連結する専用になるかと思います。
現在では+500番台になってスカート交換、電気連結器が取り付けられています。
↑サロの床下パーツ
今回、床下パーツは基本的にゆったりやくもと共通です。クハ・クモハはヘッドマークの関係で別部品番号ですが、座席パーツは同じでした。
サロについては新規になっています。実車と同じ1+2列シートですが、この配置は面白いですね。
1+2列と2+1列に加えて、出入口付近と中間部分は1+1列シートなっています。
↑ゆったりやくもとの並び
前回のゆったりやくもと並べてみました。ゆったり化が進む過渡期はこんな並びだったのでしょうね。
↑クモハ同士のならび
クモハはスカート形状が変わっているのがよくわかるかと思います。
次回はカプラー交換を行っていろんな編成を楽しんでみたいと思います。お楽しみに!