【考察】ゆったりやくもの編成について ~その1・基本編成~

こんにちは!

前回のKATO「ゆったりやくも」ですが、以前に発売されたノーマル編成のセットを使っていろいろと編成を楽しんでみたいと思います。前回のパノラマ編成はこちら

現在の「やくも」の基本編成パターンは下記の通りです。

●4両編成

●6両編成

●7両編成(4両基本編成+3両増結編成)

●9両編成(6両基本編成+3両増結編成)

この4パターンなのですが、その中身が様々なパターンがあり、詳細に分けるとかなりのパターンになります。ここでは私が見てきた例で紹介したいと思います。

●4両編成

↑ノーマル編成での4両

これが一番よく見られる編成です。1号車のグリーン車がパノラマでは無いパターンです。4両編成は主に閑散期や平日で見かけられます。

連結順では下記のとおりです。

・1号車グリーン車 クロ381-100 ※クハ381-100からの改造

・2号車指定席 サハ381-200 ※サロ381からサハ381へ改造。後に200番台化

・3号車指定席 モハ380

・4号車自由席 クモハ381-500 ※モハ381からの改造。後に電気連結器を取り付けて500番台化。貫通型の為、通り抜け可能。

ほとんどの車両が形式改造されている編成です。一見すると2号車がグリーン車のように見えますが、実際は1号車です。また、クロ・サハと続いているので、モハユニットが偏っています。

クモハには電気連結器(電連)が取り付けられているので、増結編成との連結が簡単になっています。

↑パノラマ編成での4両

みんな大好き(?)なパノラマ編成の4両バージョンです。製品の6両セットからモハユニット2両を抜いています。こちらも閑散期や平日に見かける編成です。2編成しか無く、特定の列車でしか運転されていません。

・1号車グリーン車 クロ380 ※サハ380からの改造

・2号車指定席 モハ380-200 ※喫煙ルーム取付により200番台化されたもの

・3号車指定席 モハ381

・4号車自由席 クハ381-100 ※電気連結器の取付は無し。非貫通型の為、通り抜け不可。

↑サブ編成の4両編成

実は1編成しか存在せず、気づかずに見過ごしてしまうのがサブ編成の存在です。グリーン車がパノラマ車ではないパノラマ編成、といった方が早いのですが何を言ってるのかさっぱりな表現になってしまいます。

特徴としては、

・パノラマ車が無い

・モハユニットが真ん中に入っている

・サハ、クモハが入っていない

・一見するとモノクラス(グリーン車無し)に見える。

といったところでしょうか。編成は下記の通りです。※1編成しか存在しない為、車番そのまま記載しています。

・1号車グリーン車 クロ381-129 ※クハ381-100からの改造

・2号車指定席 モハ380-287

・3号車指定席 モハ381-87

・4号車自由席 クハ381-140 ※電気連結器の取付は無し。非貫通型の為、通り抜け不可。

この編成を模型で再現しようとした場合、パノラマ編成の製品をベースにノーマル編成からクロ381を拝借すれば再現可能です。(車番の変更は必要ですが、雰囲気だけであれば十分再現可能です)

この編成だと「くろしお」「こうのとり」で見慣れた方はしっくり来るのではないでしょうか?

 

なお、乗車時にモーター音がするモハに乗りたい!という場合は3号車だと確実にモハになります。ただし、381系は防音性能が高く客室内ではあまりモーター音がしませんが。(汗

 

●6両編成

↑4両編成の中間に増結されるモハユニット

6両編成はパノラマ編成またはサブ編成にモハユニット2両を1・2号車の間に挿入して6両編成にします。クモハが入っているノーマル編成にはあまり見たことないような・・・?

※個人の見解です

・・・と思っていたら、ノーマル編成にモハユニットが組み込まれて6両となって国鉄色に復刻しました。残りのモハユニットが1つしかない為、ゆったりやくも色での6両編成は1つしか組めなくなります。

増結する場合、繁忙期や土休日に組まれることが多いのですが、2両を間に挟み込むよりも3両の増結編成を連結した方が簡単に増結できるためか、6両編成だけで見かける場面は少ないかと思います。

 

ここまでが基本編成のお話でした。次回はややこしい?増結編成のパターンのお話をしようかと思います。お楽しみに!

 

 

 

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