こんにちは!
今回はTOMIXから発売された対向式ホームセット(桁式)を購入したので紹介します。製品化発表から楽しみにしていましたが、気が付いたらどこも予約完売・・・ところがジョーシンの店頭にで1セットだけあるのを無事ゲットすることができました!
まずは地上駅から簡単に作ってみたいと思います。
メーカ:TOMIX
品番:4299
商品名:対向式ホームセット(桁式)(キットタイプ)
メーカー定価:3,520円(税込)
発売時期:2023年10月(新製品)
パッケージ
↑パッケージ正面
↑パッケージ背面
作例と発展例が載っています。これを見るだけでワクワクします。
↑パッケージ側面
パッケージは少し大きめで、車両単品ケースと並べるとこんな感じです。写真の車両はキハ66です。
内容物
↑内容物全体
↑説明書
↑シール
↑土台・桁パーツ×8
↑ホーム端階段パーツ(左)×2、待合室パーツ(右)×2
↑跨線橋パーツ(上)×2、ホーム天板パーツ(下)×2
跨線橋の組み立て
まずは跨線橋(こせんきょう)を組み立てます。少し青っぽいグレーのランナーから、階段、橋脚、通路と壁を切り出します。
ランナーから切り取る際はいきなり切断面を切るのではなく、少し離れたところで切ってからもう一度きれいに切りなおします。この方が切断跡を少なくすることができます。
アルティメットニッパーを使用してますが、切れ味のいいニッパーを使うと気持ち良くていいですよ♪
橋脚や通路ははめ込み式で気持ち良くはまります。
橋脚には排水管の表現があります。細かいですねー。
橋脚を組んだら、階段の間に挟み込んで階段を組みます。どの向きでも橋脚は入ります。配管の向きをお好みで決めて挟みましょう。
壁を取り付けます。AとBに分かれていて、見た目が一緒ですがツメと穴位置が違うので、注意します。
階段と通路を接続します。
通路の裏面に保護板を取り付けます。これは架線を保護するもので、跨線橋からの落下物などの対策に取り付けられているものです。非電化区間を再現する場合は不要です。
跨線橋ができました!ちなみに跨線橋の向きは組立て後も簡単に分解して変更することができます。
待合室の組み立て
続いて待合室を組み立てます。
待合室のベンチは壁に取り付けます。壁面であればどこでも取り付けられるので、好きな場所に取り付けましょう。
押し込むだけで簡単に固定できます。
屋根を取り付けます。こちらもすんなり取り付けが可能です。屋根裏のスレートの凸凹、筋交いや蛍光灯が再現されてます。すごいです。
桁式ホームの組み立て
いよいよ本番の桁式ホームです。まず土台パーツを切り出します。
地上駅にする場合は、XとHが一緒になった様な桁のパーツを使用します。
土台にスポスポと桁を入れていきます。
2本の土台と4個の桁を入れたらホーム天面を上から被せるように入れます。
これを4セット作りました。だんだん形になってきましたね!
続いて手すりを切り出します。
短い手すりを取り付けます。ワイドレールの壁・柵と同様に簡単に取付・取り外しが可能です。ちょっと当たると外れるので、場合によっては接着剤で固定するといいかも。
待合室も手すりと同じ要領で取り付けます。てっきり上に乗せるのだと思ってました。結構しっかり固定することができます。
待合室横も手すりをつけていきます。
待合室がないホームにはS70サイズの手すりを取り付けます。
ホーム端には別の手すりがあります。これは待合室パーツのランナーに入っています。
ホーム端にはステップを取り付けます。ステップと土台を接続します。ステップの先にワイドレールの道床がある場合は土台は不要とのこと。
先ほどの手すりの横に、ステップを噛むように取り付けます。
土台の穴を塞ぎたいと思います。
土台パーツの端にある、なんの変哲もないこのパーツが塞ぎパーツです。
穴の向きがあるので向きを確認して穴を埋めます。
ホームの接続には土台のジョイントパーツがあります。側溝の蓋みたいなパーツを切り出します。
左右の土台に土台ジョイントパーツを取り付けます。
ホーム天板用のジョイントもあります。
ホームが繋がりました!
今思うと、先に天板と天板、土台と土台を接続してから、桁を入れて嵌めた方が良かったかもしれません。
もう一方のホーム端には駅の入り口となる階段を設けます。こちらもジョイントパーツがあるのでパーツを切り出し、
2つの突起に合わせてはめ込みます。
2面2線の駅ができました。細かいパーツやシールはまだですが、とりあえずこの状態で並べてみましょう!
レールと列車を並べてみる
キハ48を並べてみました。ホームの方が高く、車両のステップが低い位置にあります。
キハ120とキハ48
キハ48のパーツが付いてませんが・・・。こんな角度からのぞき込むのもいいですね。
キハ120のステップはギリギリか少しホームのが高いぐらい?
521系などの現役の電車形式はホームとドア高さはピッタリです。
有効長は521系などの20m級2両がピッタリ、キハ120は16m級なので余裕の有効長です。先ほどのキハ48などは21m級なのでギリギリ入る感じですね。
応用編
ちょっとアレンジをしてみました。パッケージや製品ページには2両編成のホームが2つか、4両編成の駅1つが例として出ていました。そこで、1両編成のホーム(左)と3両編成のホーム(右)で組んでみました。手すりの位置を変えるだけなので簡単に組み換え可能です。
地方鉄道のローカル線とJRのローカル線といった使い方もできそうですね。
ちょっとキハ40系列にはホームがギリギリかも?
アレンジその2。木造跨線橋を乗せてみました。ピッタリです。
ホーム上の通路はギリギリ確保されいるので、問題なさそうです。
この狭い感じがなんとも言えませんね。
狭まったホーム上の通路とステップの幅がピッタリすぎて驚きです。
さて、土台にはワイドレールの壁や柵が取り付けられるとの事。早速やってみましょう。
用意したのは、ワイドレール用壁S140(3種×8枚入)です。
標準の手すりを、ワイドレールの手すりに変えた例
柵の場合です。こっちのが現実的でしょうか。
壁を使うと高さがでます。
横から見ると車両がほとんど隠れます。ホームの横に民家や崖がある場合や、都心部にある感じが再現できるかもしれません。
土台にワイドレールの手すりを取り付けた例
土台に柵を付けた例
土台に壁を付けた例
土台に壁を、ホーム上をワイドレールの柵にした例
ホーム下の隙間に侵入できない感じが出せていいですね。他にもアレンジ例があると思うので、いい案があればコメントください。
跨線橋の向きを変えられるので、上下線で位置が異なる、利用者泣かせ(?)な駅も作れます。
今回は地上駅を作ってみましたが、次回は築堤(ちくてい)に取り付けてみたいともいます。Youtubeにも今回の動画をアップしていますので是非ご覧ください。