こんにちは!
写真を整理していたら以前に行った加工画像があったので紹介します。
今回紹介するのは「京神模型 KP010T カプラーベース T-type」です。
この商品はKATO製のボディマウントカプラーがTNカプラーマウントできるアイテムです。
え?どういうこと?と思いますが、実際使用例を見ていきましょう。
↑カプラーベースにKATO製のボディマウントカプラーを組み込んだところ
KATOのボディマウントカプラーを分解し、ベース部分だけ取り替えます。
分解後は内部のバネがどこかへ行ってしまうのに注意し、丁寧に組み立てます。
そして使用する車両はこちら!
↑KATO製の223系2500番台とマイクロエース製の223系0番台
※0番台は左の上から3番目の車両です。
関空/紀州路快速に使用される223系は従来からの0番台と途中で増備された2500番台が存在し、3+5両の8両編成からすべてを4+4両の8両編成へ統一するために大規模な組み換えが発生しました。それを模型でも再現したいのですが、0番台はマイクロエース、2500番台はKATOから製品化されており、カプラーの規格が揃っていません。
(マイクロエースはアーノルドカプラー、KATOは独自のボディマウントカプラー)
↑KATOカプラーで連結している様子
手っ取り早い加工としては、マイクロエースの0番台側を台車マウントのKATOカプラーに交換する方法です。
既存のアーノルドカプラーを取り外し、台車マウントのKATOカプラーを差し込めばお手軽に混結が楽しめます。
でもせっかくなのでボディマウントで揃えたいところですよね。
そこでこのカプラーベースです。では交換してみましょう!
↑カプラーベースを交換し、ボディマウントカプラーで統一した様子
いかがでしょうか?ボディマウントで統一されてスッキリしたと思います。
メーカーの違いがあるため、帯色・ステンレス色の表現や車体の大きさなど気になるところがありますが、実車同様の凸凹編成が再現できていると思います。
こうやって眺めると、223系0番台はヨーダンパが装備されていないのですね。2500番台は新快速用の2000番台をベースとしているため、ヨーダンパは標準装備の様です。
今回のようなサードパーティー製パーツはなかなか使用例が見かけないので、マニアックな製品を見かけたら順次アップしたいと思います。
お楽しみに!