こんにちは!
前回はGMの311系にTNカプラーを取付けましたが、今回はシールを貼付けたいと思います。ついでにシールの貼り方講座?的な感じで紹介したいと思います。
部品は取り付けるけど、シールは意外と貼らずにそのまま、という方も多いのではないでしょうか。ご覧いただいて参考になれば幸いです。
それでは早速貼っていきましょう!
↑先頭車用の顔パーツを外したところ
先頭車両は説明書に従い、顔部分のパーツを取り外します。無くしたり、傷が付かないよう別途保管しておきましょう。
↑シールを切り出す準備
まず、必要なものは下記の通りです。
・シール(製品付属のものや、別メーカーから出ているもの)
・ステンレス製の定規(15cm程度のもの)
・平型のカッターナイフ、デザインナイフ(私は2種類使い分けています)
・カッティングマット(100円ショップの物で十分です)
・テープ類(定規をマットに固定する為)
・ピンセット
・つまようじ又は細い綿棒
私はシールを切り出す専用のカッティングマットを用意して作業をしています。マットは100円ショップもの物で十分です。定規はステンレス製を使用しましょう。プラスティック製ですと、カッターで傷が付いてしまいます。
定規をマットにテープで固定しておくと安定して使いやすいです。
カッターナイフはまず平型を使用します。これは平型のが直線にカットしやすいからです。使いたい方向幕の”コマ”のカットする位置に定規を合わせます。シール全体をよく見て、斜めにならないようにカットします。
↑短い縦方向をカットしているところ
長手方向をカットした後は、縦の短い方向をカットします。ここでデザインナイフを使用します。そこでデザインナイフを刺す形でカットします。他のコマを傷付けないようにしましょう。
↑方向幕の四隅をカットしている様子
コマは切り出せましたが、このまま貼っても四隅の角が干渉してうまく貼れません。そのため、四隅を少しカットします。本当はきれいに丸くカットしたいところですが、ちょっと難しいので、簡単に斜め45度カットで対応します。
一旦コマをカッティングマットへ移植します。次にデザインナイフで四隅をカットしていきます。カットする際は先ほどの縦方向と同じ、押し込む形でカットします。(カッターは滑らさない)
あまり大きくカットすると目立ってしまいますので、小さくカットします。カッター刃にシールが反射して写るのを利用してカットすると絶妙な位置でカットしやすくなります。
↑方向幕を貼っている様子
四隅がカットできたら、ピンセットで車両に貼ります。カッターを使って貼ってもいいのですが、車両を傷付けるリスクがあるのでピンセットのが良いでしょう。
ピンセットで車両の方向幕部分へ持ってきたら、下部の面に当たるように置きます。ちょっと立たせる感じです。そうするとピンセットから離れますので、その後つまようじや綿棒等で全体を馴染ませるように貼ればOKです。この方法ですと水平がきれいに出せます。もちろん、水平方向のカットをきれいにする必要はありますが。
↑方向幕を貼って、TNカプラー化した311系
種別、行先は特別快速の浜松(はままつ)行にしました。2022年3月のダイヤ改正時に311系は豊橋(とよはし)より東に行かなくなったようで、この特別快速浜松行は313系に置き換わりました。
313系が主流ではあるものの、最上位種別に運用されているのは珍しい光景でした。模型では現役で走ってもらいたいと思います!
↑先頭車両のシール貼付け後の様子
種別表記は黄色くきれいに光ってすごくリアルな感じがしますね。行先部分はライトユニットの大きさとシールの大きさが微妙に一致しないためか、ちょっとだけ隙間ができてしまってます・・・。
シールを貼るとよりリアルな形になっていいですね!皆さんもぜひ好きな種別、行先を貼って走らせてくださいね!