こんにちは!
メーカー:KATO
品番:10-1886/1887/1898
商品名:キハ85系 <ワイドビューひだ・ワイドビュー南紀>
4両基本セット・3両増結セットA・4両増結セットB
価格:¥18,480、¥10,120、¥14,740
商品ページ:https://www.katomodels.com/product/n/kiha85
発売時期:2024年3月(新製品)
パッケージ
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今回、パッケージは3種類別々の形態となりました。基本セットは通常のブックケース、増結Aは紙ケース、増結Bは小型のブックケースです。
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↑基本セット
ウレタンは7両対応で、3両分空けることができます。増結Bを入れたい人も居ると思うので、8両ウレタンでも良かったのでは?と思います。
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↑3両増結Aセット
キハ85系では初めての紙ケースとなりました。この商品はそのまま富山編成の基本3両となっています。
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↑裏面の編成例
主にこの増結Aセットを使っての編成例が載っています。
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↑箱から出したところ
ケースは入門モデル用と同じ4両分スペースが空いています。
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↑増結Bのケース
こちらは前回品、旧製品と同じ小型ケースです。
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↑増結セットBの中身
4両分のウレタンに入っています。
内容物
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↑説明書(基本セット・増結Bセットに付属)
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↑鹿バンパー(基本セットのみ付属)
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↑ON-OFFスイッチ用のドライバー(各セット付属)
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↑シール(基本セットと増結Bセットに付属)
行き先表示は「ひだ」「南紀」から臨時列車まで幅広く収録されています。左から1号車、2号車の順で一番右側が10号車で並んでいます。途中空白になっている箇所は設定の無い行き先や設備みたいですね。
なお、このシールは増結Aセットには入っていませんのでご注意を。
説明書
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↑説明書の実車紹介欄
ここの紹介欄の最後に「全車が引退しました。」との一文が泣けてきます・・・。
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↑複雑な編成例
各セットを使用した複雑な編成例が載っています。皆さんはどの編成を組みますか?
「ひだ」の編成については過去記事をどうぞ。
それでは各セットの車両をアップでどうぞ。
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↑キハ85-6
非貫通型の先頭車です。高山編成、大阪編成では自由席になるので、最前列は人気席になっていました。
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↑キロハ84-7
半室グリーン車のキロハです。写真右側がグリーン車で4列シートになっています。左半分が普通車ですが、6列・24席しかないのでちょっとした個室感があります。この形式のみ中間車でトイレが付いています。また乗降扉が他の車両と反対側にあります。
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↑キハ84-5
模型では動力車になっています。モーターはフライホイール非搭載の旧型モーターです。車端部にスペースが有りますが、トイレ・洗面所は無く、車販準備室と電話機コーナーがありました。
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↑キハ85-1117
貫通型の先頭車両です。この車両が一番融通が効くので、増結される事が多いです。また4号車は基本的に車いすスペースを連結する様になっていたので、編成ではここに指定されて連結されていました。
トイレの大型化に伴い、洗面所を移設したため、座席を1列撤去されています。その影響で客室窓が黒く潰されています。模型では内部に黒い壁が入っています。
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↑キハ85-1112
こちらも基本セットのキハ84-1100と同じ仕様です。ライトも入っています。
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↑キハ84-305
元「南紀」の車両で、キハ85系の中で最大定員を誇る車両です。車端部は少しスペースが有るように見えますが、トイレ・洗面所は無く、自販機が有りました。
行き先表示は窓上に有り、一見383系に見えますが、キハ85系です。
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↑キロ85-3
飛騨路の旅を最大限に満喫できる、定員わずか30名の豪華なグリーン車、キロ85です。最前列の1番ABC席から眺める景色は最高でした・・・。
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↑キハ85-1108
こちらも各セット共通のキハ85-1100です。今回製品から乗降扉横の車いすマークの印刷が追加されました。
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↑キハ84-9
※左右逆で撮影してます。
こちらのキハ84は動力無しのT車になります。
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↑キハ84-203
新規製作のキハ84-200です。「南紀」用に登場し、車いす対応で広い乗降扉が特徴です。また、「南紀」用車両の共通の特徴として、屋根上機器の一部が丸くなっています。
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↑キハ85-202
新規製作のキハ85-200です。こちらも「南紀」用で登場しました。「ひだ」に転用されてからは増結車として使われる他、大阪編成と併結する飛騨古川編成の先頭に立っていることが多かったです。なおこの車両は車いす対応席が無いため、4号車には入れません。
基本ブックケースに増結Aを入れてみる
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基本セットのケースに増結Aを入れました。これで2023年3月の引退前に走っていた、高山編成+富山編成のWグリーン車パターンがそのまま入ります。7両を入ってるところを見ると、初回品を思い出しますね。私は所有していのですが、これだけ入ってると圧巻です。
ライト点灯確認
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非貫通型のライト点灯確認です。ヘッドライトは電球色、ヘッドマークは白色で点灯します。
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貫通型のライト点灯確認です。ヘッドライトは明るいのですが、テールライトが暗すぎるかな?という感じです。
気になる部分をチョイス
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↑キハ85-1100(奥)とキハ85-200(手前)
今回、キハ85-200が新規品ですが、キハ85-1100とどう違うか見てみます。
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違いは乗降扉の位置と行き先表示の位置です。男性用小便所が追加された為、トイレ廻りが広がっ為、ドア位置がズレました。この関係で客席が1列減っています。
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↑屋根上機器の違い
屋根上機器の形状も変わっているほか、位置も変わっています。
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↑キハ84-0と200の違い
次は中間車のキハ84です。キハ84-200は車いす対応の為、乗降ドアが大型になりました。また客室入ってすぐの列の席は車いす対応席となっています。が、内容としては肘掛けが跳ね上がるだけになっており、キハ85-1100の様な専用席ではありませんでした。
車端部にはトイレがあるかと思いきや、車販準備室と0番台では無かった車販カウンターが有りました。
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こちらも同じく屋根上機器の形状と位置が違います。
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非貫通型のこの2形式ですが、実は顔の形が違います。キロ85の方が少し顔が長くなっています。前面展望をするなら普通車のキハ85-0のが少し前になっている分見やすかったのかも??
動力車の入れ替え
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説明書には無かった「南紀」の編成です。実車の活躍期間が短く、影が薄かった存在なのかあまり記事や写真も見かけませんでした。富山編成ではキロ85とキハ84-300がペアを組んでましたが、「南紀」では間にキハ84-200が入っていたんですね。なお「南紀」ではこのパターンが5編成製造されたほか、増結用のキハ85-200が4両製造されました。
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富山編成や「南紀」編成を再現したい場合、動力車を組み替える必要があります。オプションの動力化ユニットを使用するか、基本セットの動力車と入れ替えることで可能ですが、窓配置が違うため、室内灯の支柱が見えてしまいます。
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キハ84-200でも同じ現象になります。座席の間隔(シートピッチ)は同じなので、これさえ気にしなければ十分使えると思います。
走行シーン
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岐阜駅っぽく車両を並べてみました。JR東海色のキハ40系列や117系が懐かしい・・・。
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東海道線内は10両という長編成で駆け抜けており、快速系統の8両よりも長いことから特急という風格を感じます。
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当レイアウトが複線の高架がメインなので、単線の高山線があまり再現できないのが寂しいところですが、長編成を組んで313系などと並べたり、あえて閑散期の4両などでコンパクトに走らせるのもありかと思います。
今回のキハ85系各種ですが、発売前の予約段階でも完売が出ており、発売後もかなりの人気で品切れが続出しているみたいです。Assyパーツも飛ぶように売れてるとか・・・。
残る形式は初期車と1両しかいないあの形式ですが・・・おそらく製品化は無いかと思うので、KTR8500形として2両で走らせられるよう動力ユニットを開発してもらいたいですね!