【レビュー】TOMIX JR 2700系特急ディーゼルカー(南風・しまんと)セット (特別企画品)

こんにちは!

今回はJR四国の新型特急、2700系を購入したので見たいきたいと思います。

商品情報

メーカ:TOMIX

品番:97950

商品名:特別企画品 JR 2700系特急ディーゼルカー(南風・しまんと)セット

メーカー定価:28,160円(税込)

https://www.tomytec.co.jp/tomix/products/n/97950.html

発売時期:2023年7月(新製品)

実車はJR四国の2000系を置き換える目的に登場し、2600系を改良した形で登場した特急型ディーゼルカーです。主に南風、しまんとの他、うずしお・しまんと でも活躍中です。

今回、5両の特別企画品が先に発売となりました。通常品は基本セット3両、増結セット2両という内容ですが、これらは後からの発売になるようです。

↑パッケージ全体

↑パッケージ内部

↑車両全体

インサートには路線図が記載されています。主に南風・しまんとが書かれていて、あしずり・うずしお の路線がうっすらと書いてあります。

↑インサートのを外したところ

ウレタンは残り2両分のスペースがあります。後で発売となる増結セットを入れるのにちょうどいいスペースになっています。

↑説明書

↑付属品その1

貫通ガラス・ライトカバーが2個と、幌枠が5個です。

↑付属品その2

先頭部分のヘッドマークシールが1枚、ATS標記と車いす対応マークのインレタが2枚入っています。インレタが2枚なのはどうして・・・?1枚でもいいような気がしますが・・・?印刷されている製品名と品番を見ると、後から発売となる通常版と共通ではないので、ちょっと謎です。

では1両ずつ見ていきましょう

←高知(こうち)方  岡山(おかやま)方→

↑1号車 2800形(2801が印刷済み)

高知方の先頭車です。グリーン車が先頭寄りの半分、指定席が半分というキロハな車両です。

↑2号車 2750形(2753が印刷済み)

2号車の2750形です。南風で運用されるときは半分が指定席、半分が自由席になります。違いがわかるように実際には座席のカバーが違うのですが、それは再現されていませんので、腕に自信がある方は再現してみては?

↑3号車 2700形(2713が印刷済み)

こちらは片方のドアが幅広になっており、車いす対応スペースがある車両です。自由席の設定になっています。模型では動力車になっています。

↑6号車 2750形(2765が印刷済み)

号車が飛んで6号車です。ここからは高松(たかまつ)を発着とする「しまんと」の編成です。2号車の2753の車番違いです。

↑7号車 2700形(2715が印刷済み)

こちらも3号車の2713と同一形式ですが、動力無しのトレーラー車となっています。

どの車両もステンレスの塗装が素晴らしく、触っていてもとても気持ち良い感じがします。ザラザラ感が目立たず、新車の輝かしい様子が再現されています。

↑ヘッドライト点灯の様子

ライト類はヘッドマークも点灯します。白色LED採用で綺麗に点灯します。

↑連結部分

2700系は全て先頭車両なのでこのような変態連結になってしまいます。

↑中間部分の連結の様子

中間部分には大きくXを描いたような模様がきれいに印刷されています。ふと思ったのですが、2700系を意味する「Series 2700」ではなく、特急(急行?)2700という意味なのか「EXPRESS 2700」なのですね。

各車両にトイレがあるので、トイレタンクもばっちり再現されています。このパーツを見てみると・・・

↑トイレタンクパーツ

トイレタンクパーツは左右が一体となったパーツとなっていました。以前の315系とは違うタイプの形状です。ただこのパーツ、かなり薄いので取り扱いには注意です。割れたり曲がったりするかと思います。

そしてこの特別企画品の特徴である、中間部分のTNカプラーですが分売の予定は無いとの事。(公式サイトN情報室より)

電連付きのカプラーですが、左右にも電連?がついている中々特徴的な連結器となっています。これが限定品だけとはちょっと辛いですねー。限定品+増結セットと考えていた人には悩むところです。もう1セット限定品を購入すると車番が被るという悩ましい所です。

↑妻面の様子

で、なぜ中間部分にも電連が付いてるのかというと、2700系は1両単位での連結・解放があるためその作業性を考慮してだと思います。四国2700系以外にもJR西日本のキハ187系(スーパーいなば・スーパーまつかぜ等)も中間部分の連結器に電連が付いています。

JR東海のHC85系では従来のキハ85とな異なり、編成単位で運用・管理するようになったのに対し、JR四国は引き続き1両単位で運用・管理しているようです。このあたりも各会社で考え方が違うのが面白い所ですね。

また、右側に見えてる煙突であるマフラーは別パーツとなっており、先が曲がっているのも再現されています。

次回はもう少し細かい部分や関連した車両との並びを再現してみたいと思います。お楽しみに!

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