【加工】KATO タキ1000をナックルカプラー化と根岸駅っぽいのを再現する

こんにちは!先日根岸線に乗っていると根岸駅に大量のタキ1000が留置されているのを見て、思わず途中で降りて撮影をしていました。今回はこの景色を手持ちのタキ1000を使ってそれっぽく再現してみたいと思います。

↑根岸線の根岸駅に留置中のタキ1000たち

↑タキ1000の連結部分

連結部分を見てみるとしっかりと連結器とホースで繋がっています。この連結器と留置している様子を模型で再現してみたいと思います。

↑KATOのタキ1000(旧製品)

10数年前に購入したタキ1000が4両ありました。ENEOSロゴの有無で2製品出ていたのと、途中でロゴの印刷方法が変わった製品が発売されていた頃でした。

現行品はENEOSロゴの下の「新日本石油」の表記が無いのと、常備駅が郡山駅から根岸駅に変更されている様です。

↑旧製品のタキ1000の品番。

8037-3がENEOSマーク付き、8037-2がロゴマーク無しのモデルです。

↑タキ1000の裏側

模型では実際では見えないタンクの裏側まで再現されています。よく見ると車輪軸が黒色とグレーと2色あります。どっちが新しいロットのかわかりませんが、台車の色と合わせているんのでしょうか。それでは加工していきましょう。

※加工の際は怪我や部品の紛失、損傷が無い様に注意して作業してください。

↑台車取り外し後

プラスドライバーで台車を取り外します。2023年11月頃発売の新製品にはドライバー無しで外れるスナップオン台車が採用されています。

↑GMナックルカプラー(短・グレー)

前回のコキ106でも使用したGMのナックルカプラーです。「短」でも使用できるかわからないのですが、とにかく交換してみます。

↑アーノルドカプラーの取り外し中

カプラーを捻るようにして取り外します。スプリングは残しておきます。スプリングの中に抜け防止の芯があるのでこの点はTOMIXよりも作業がし易いと思います。

↑ナックルカプラーを装着中

ナックルカプラーを挿入します。写真の右側からカプラーの根本を「グイっ」とねじ込む形で入れていきます。カプラーの向きは「右手で握手」の向きを忘れずにします。表裏間違えないようにしましょう。

前回のコキ106ではナックルカプラーの根本部分を少し残しましたが、今回はきれいに切断しています。

↑ナックルカプラー交換後

他の台車も交換します。一度作業するとコツが掴めるのでスイスイと作業ができます。TOMIX製の台車に比べるとカプラーカバーが無いので作業工程が少なくて楽かもしれません。

交換後は、ビス止めをして車両に戻します。ビスの締めすぎに注意します。

↑タキ1000アーノルドカプラー

↑タキ1000ナックルカプラー化

連結間隔が狭くなってかなりリアルになりましたね!果たしてこの状態でカーブは曲がり切れるのでしょうか?

↑C280カーブで実験

デッキにある丸いブレーキハンドルが当たるかな?と思いましたがギリギリ当たらずに走行可能の様です。ではS字はどうでしょうか?

↑C280のS字カーブ

特に干渉する様子はありません。これなら大丈夫そうですね。

↑タキ1000を留置線へ

ナックルカプラー化したタキを留置線に置いてみました。4両だけですが存在感があっていいですね。

↑根岸駅っぽくE223系京浜東北線との並び

本線側にE223系の京浜東北線を並べてみました。機関車はEF210にしてみました。他にもEF65やEH200がけん引することがあります。

↑E233系とタキ1000(根岸駅にて)

良い感じに雰囲気が出てると思います。簡単な側線や留置線を設けるとこのような貨物駅が簡単に再現できていいですね。留置する車両や本線を走行する車両を変えるといろんな場所を再現できるかと思います。

今回はお手軽にタキ1000が居る根岸駅っぽいのを再現してみました。実際に駅を見て模型で再現すると楽しいですよね。皆さんも旅行先でふと見つけた景色を再現してみてはどうでしょうか。

秋に発売になるタキ1000のセットを購入するか悩みます・・・。

なお、別のページでタキ1000の実車資料を用意していますのでそちらもご覧ください。

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