【レビュー】KATO 683系4000番台サンダーバード旧塗装

こんにちは!

先日待望の発売となったKATOのヨンダーバードこと683系4000番台サンダーバード旧塗装を見ていきたいと思います。

メーカー公式ページはこちら

実車は485系で運転していた雷鳥を置き換えるために683系では初めて9両という長編成で製造された車両です。では早速見てみましょう。

ブックケース2つ構成で、1~6号車と、7~9号車の6+3両で構成されています。リニューアル色のはユーザー側で1つで納められるようになっていますが、この製品では2つに分かれています。おそらく、輸送時のトラブル防止(ボディや部品が9両まとめて入れると外れやすい?)かと思いますが、そうするとE257系踊り子と何が違うんでしょうか?(一説によるとフライホイール搭載かどうかの違いだとか?)

北越急行のスノーラビットエクスプレスでは小型ケース2個に9両収納されていましたが、最近小型ケースが使われるケースが少なくなってきましたね。

↑ケースAの6両

↑ケースBの3両

6両用のウレタンなので、あと3両収納可能です。先に発売された2000番台のリニューアル車を収納してもヨシ、以前に発売された683系0番台の増結や681系でもヨシです。

↑1号車グリーン車のクロ683-4505

貫通型の顔をしながら実は非貫通というなんちゃって貫通型?が良く再現されています。おでこのヘッドライトと貫通扉横の手すりモールドが再現されています。

↑パンタグラフ廻り

ヨンダーで特徴的なシングルアームパンタグラフも忠実に再現されています。上昇状態も比較的安定しています。また、碍子(ガイシ)の一部は白色に着色されていて、賑やかな交直両用機器の廻りを演出してくれています。

↑パンタグラフとロゴ廻り

横から見たパンタ廻りです。いろんな機器が乗っかている様子がいいですね。ロゴもばっちり印刷されており、車端部のトイレタンク類も従来の683系同様に再現されています。

↑妻面廻り

地味なところなのですが、4000番台では万が一の衝突時に備えて車体が強化されています。外観でわかるのは妻面の角部分にある補強部分です。この部分も再現されていますが、個人的にはもう少し強調してもいいなぁと思いました

↑妻面の比較 683系0番台(左)と683系4000番台(右)

妻面の左右の角部分が少し盛り上がっているのがわかりますでしょうか?連結器はフックなしのタイプが採用されています。

↑クモハのベンチレータ廻り

屋根上機器は最初から装着済みでした。クモハにあるベンチレーターですが、従来品はランナーからのカットが必要で、どうしても切断跡が残りがちな形状でしたが、今回から新規部品になったようで、きれいになっています。

↑1~2号車の連結面

↑3~4号車の連結面

4000番台の特徴のひとつである、本来は喫煙ルームで使用される予定だったスペース。現在は携帯電話の通話用にフリースペースとなっています。

この見た目の車両が、9両中5両にあるのですが、号車により窓の大きさが異なるため、手すりの有無も再現されています。正確には2,4,6,7,8と小窓があるのですが、手すりのあるフリースペースが2,6,8号車、4,7号車が車掌室のようです。車掌室の窓は開閉することがあるため、庇(ひさし)部分も再現されています。

喫煙スペースとして一切使用されずにデビューしてしまったため、デッドスペースとなってしまい少し勿体ない感じがあります。このスペースを座席にできたら、単純に4席×3列で12席定員増ができたのになぁと考えてしまいます。

定員といえば、4000番台は0番台よりも着席定員が多いとのことなので、模型で比較してみようと思います。

なお、この旧塗装の商品は特別企画品なので、ご購入はお早めに~

 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA