【レポート】全日本模型ホビーショー2023 ~TOMIX編~

こんにちは!今回は全日本模型ホビーショー2023に行ってきたので、私が気になったところを報告していきたいと思います。メーカー別にページを分けてますので、他も是非ご覧ください。

※展示内容は試作品や発売前のものです。実際の製品の内容や価格、発売時期が変更となる場合があります。ご注意ください。

レイアウトによる実演展示

↑TOMIXブースのレイアウト

まず目に飛び込んできたのは新製品をふんだんに使ったレイアウト。築堤大カーブや車両基地セット、上路式鉄橋や新しいホーム・駅舎セットが展示されています。ちょっと前までは考えられないほどバリエーション豊かになりましたね。

↑レイアウトで使用している主な製品

目玉となる商品は各1セットずつ、一部は2セット使ってるとの事。これ以外のレール各種や橋脚、アクセサリーもあるのでこれで全てでは無いです。

↑車両基地レールセットと機関区レールセット

中央部には車両基地が設置されていました。車両基地は列車がきれいに留置されている様子が良いですね。機関区は安全側線がある関係で配線が少しごちゃごちゃとした感じが良いです。

↑車両基地を反対側から

↑築堤大カーブを走行する583系きたぐに

既に発売されてしばらく経ちますが、この緩やかなカーブを走行する姿はかっこいいですね。既製品でここまでの大カーブが出るとは思っていませんでした。できれば複線も製品化して欲しいのですが、どうでしょうか。

↑対向式ホームセット(桁式)

以前のジョーシン・スーパーキッズランド本店でも展示されていた対向式ホームセット(桁式)です。

↑対向式ホームセット(桁式)

セットの内容物です。桁部分のランナーが8個、待合室のランナーが2個、跨線橋のランナーが2個、ホーム床面が4個、階段パーツが2個とシールの様です。

↑付属のシール

シールの駅名には「山中駅」と「津崎海岸駅」が収録されています。待合室内にある券売機のシールがありますが、IC改札機のはなさそうですね。時刻表や広告のシールもあります。停止位置目標のシールもあり、1~4両の分と、「回」と「試」でしょうか?

↑木造駅舎セット(寒地タイプ)と対向式ホームセット(ローカル型)の発展例

先日発表になった、新しい木造駅舎のセットです。今回から駅周辺の拡張も可能になりました。展示例では路面電車との組み合わせており、国鉄車両とLRTという時代を超えた駅づくりも可能ですね。

↑木造駅舎の周辺

周辺の拡張には高架駅で使用している、「マルチ高架橋」を使用して拡張しています。ちょっと穴や接合パーツが見えてるのは仕方ないですね。

↑拡張例

展示例では旅客列車が停車してりますが、貨物駅としてホームを設けるのも面白そうですね。

↑対向式ホームセット(ローカル型)

このホームは従来の対向式ホーム(都市型)と同様、2つ使うと幅広の島式ホームとして使うことができます。展示例の様に貨物駅にするのもヨシ、大量に購入して九州の門司港(もじこう)駅を再現してみてもいいかもしれません。

↑新製品の駅舎群を横から

TOMIXさんのいい所はこの拡張性ですよね。あれこれ考えるだけで楽しいです。

ベーシックセット&レールセット

↑ベーシックセット各種とレールセット

大人気の新幹線と各都市の代表する近郊・通勤電車、懐かしのL特急など人気の車両がセットになったベーシックセット。今回、E7系が登場します。従来との違いは荷物室設置に伴って埋められた窓が再現されています。

ベーシックセットの30年前はブルートレイン、485系、100・300系新幹線といった内容でしたが、現在はバリエーション豊かですね。箱もコンパクトで収納しやすくなっています。

↑複線化両渡りポイントセット

レールパターンAに追加して複線化かつ両方から渡り線が作れるパターンDのセットです。両渡ポイントが合成枕木タイプに変更されています。このポイントレールはこのセット限定とのことです(公式サイトより)

・電動合成枕木ポイントPX280-SY(F)

車両試作品

↑221系

以前の記事で気になっていた、221系の先頭部分のTNカプラーですが、近年のE233系などと同じく小型タイプのTNカプラーになるとの事です。207系でも採用されるので、分売に期待です。

↑485系京都運転所・雷鳥・クロ481-2000

元スーパー雷鳥のクロ481-2000の初期型です。以前に大窓のクロ481-2100がスーパー雷鳥で、小窓のクロ481-2000がスーパー雷鳥の他、しらさぎ(通称あおさぎ)・雷鳥で出ていました。今回は同じ小窓のクロ481-2000でも雨どいが短いタイプが新規で作成されているほか、中間車の屋根にあるランボード違いやクハ481-800が入るなどの変更点があります。パノラマ顔でありながらまるで猫のようなクロ481、前回のセットを見逃した方いかがでしょうか?

↑485系リゾートやまどり

実車は全て引退してしまった485系ですが、その中でも最後まで残ったのがJR東日本に残った改造されたリゾート列車でした。まるで485系に見えないその姿、是非他の485系やリゾート列車と並べてみては?

↑485系上沼垂色(はくたか)とGV-E401・GV-E402形ディーゼルカー(新潟色)

485系のJR東日本で雷鳥やはくたかで活躍した上沼垂(かみぬったり)色が登場です。製品はT5編成がモデル化されているので車番は印刷済みです。雷鳥のHM(ヘッドマーク)も付属するので大阪駅に来ている様子を再現しても面白いですね。

↑キハ185系、115系300番台他試作品

↑115系300番台横須賀色

↑チキ5500と機関車EF65各種の案内

※パネルでの説明のみで試作品は無し

↑カシオペア、北斗星、北斗星夢空間各種

↑北斗星(JR北海道編成)

以上、TOMIX編でした。試作品と新製品がギュッと詰まったレイアウトが魅力的で、非常に参考になりました。気になる部分も確認できたので良かったです。

次はKATO編です。お楽しみに!

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