こんにちは!
今回はグリーンマックスの201系をアップグレードしていきたいと思います。
現在では完成品で発売されている、201系体質改善(リニューアル)車ですが当初は塗装済み組み立てキットでの販売でした。まずオレンジとブルーが製品化され、実車にまさかのウグイス色が登場した時には驚きました。もちろんそのウグイス色も製品化されています。
さて、組み立てキットの製品ですが一世代前の2モーター仕様になっています。このモーターがかなり厄介でして、2つあるモーターが強調せず、片方モーターが通電されずに回らないと車輪が引っかかる形で脱線してしまいます。
また手で軽く押しても車輪が線路からずれてしまい、ケースから出して連結する時も結構イライラしていました。
↑201系用台車DT46と、コアレスモーターの動力ユニット
最初に部材の準備です。201系はグリーンマックスから対応する床下機器と台車のセットが販売されていません。そこで台車をグリーンマックスのパーツショップで購入しました。台車のレリーフは220円なので安くていいですね。
↑使用するコアレスモーター動力ユニット
20m級Bを使用します。このBは本来近鉄の一般形車両向けとのことなのですが、実は国鉄・JRの20m級でも使用できます。なぜかというと・・・
↑20m級B(上)と20m旧製品(下)の違い
実は取り付けられているアーノルドカプラーの長さが違うだけです。TNカプラーに換装する場合や、このアーノルドカプラーを移植さえできればBを購入しても問題ありません。Bのがネットショップにっては安かったりします。
↑床下機器を移植
床下機器を旧製品から取って付けます。ゴム系接着剤で固定していたので、少し力を入れると外れました。薄いので折らない様に注意です。
↑台車を取り付けているところ
台車のレリーフは不要なランナー部分をカットします。間違っても中央にある丸い2点の切らないように!ここが動力ユニットに嵌める部分です。
↑TNカプラーの為にカットその①
↑TNカプラーの為にカットその②
↑TNカプラーの為にカットその③
TNカプラーにアップグレードしますので、動力ユニットの台車部分は上記3枚の写真の様に順番にカットします。あまりカットしすぎると、ホールドする力がなくなってパーツが落ちてしまいます。少しずつ、カプラーと干渉する部分をカットします。
↑配管付きのTNカプラーを使用
限定品で出ていた配管付きのTNカプラーを装着したいと思います。
限定品なので使うのを迷っていましたが、通常品として販売されるようです!しかもグレー色も新規発売されますので、実車でも同じ床下グレーを再現するのにも使えますね。
TOMIXさん、お願いですからこのTNカプラーに使えるトイレタンクも出してください、お願いします!
※485系列に大量に使いたいです!
→分売パーツとしてPZ6296として発売されました。購入レビューはこちら
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↑台車のアーノルドカプラーの腕をカット
↑アーノルドカプラーでの連結状態
↑配管付きTNカプラー換装後
連結面が狭くなってよりリアルになって、配管もついてさらに良くなりましたね!
↑キットで手を加えていた箇所
塗装済みキットでしたが、シート部分は青色に、床下パーツは黒色に塗装していました。結構頑張って加工してたんだなぁと思います。
皆さんも旧製品のアップグレードを行ってみてはいかがでしょうか。また他の製品があればアップグレードしたいと思います。