115系3500番台制作記録

こんにちは。

写真を整理していたら過去の制作写真がありましたので紹介します。

今回は115系3500番台です。

実車では既に引退し現存しませんが、岡山地区に存在していたちょっと変わった編成の一部でした。

関西地区で余剰となった117系6両編成を4両編成に短縮し、現在もE編成として使用されています。

この時の外されたモハユニット2両を既存の115系のクハで挟み、4両編成を作ったというものです。

この編成はK編成と呼ばれ、両端の先頭車は115系なので3ドアですが、中間車は117系なので2ドアになります。

編成中でドア数が異なるどころか内装も異なる編成でした。

これに伴い、各種改造がなされ、形式番号も115系3500番台となりました。

↑白サフを吹いたところ

材料はジャンクで購入したKATO製117系のモハユニット2両(旧製品)です。

現在はKATOとTOMIXの両社からリニューアル品が出ているので、

旧製品で制作するときは安価でできるでしょう。

IPAで塗装を剥がし、白サフを吹きました。

白の理由は湘南色の発色を良くしたかったからです。

↑塗装に使用した塗料。ファルベの黄かん色と緑2号

塗料は当時FModelsさんから発売されていたファルベを使用しました。

現在ではホビーショップのタムタムさんで購入することができます。

製造はガイアノーツさんで、皮膜の強さ、発色の良さ、メーカー塗料に近い色のが特徴です。

↑黄かん色を吹いたところ

まずは湘南色のオレンジ色の部分、黄かん色を塗装しました。

実は初めてのエアブラシ塗装で、きれいに塗装できた時は感動しました。

↑マスキング後、緑2号を吹いた後

マスキングは窓周りを横一本で覆うのだけなので比較的楽です。

とは言ってもラインの高さが分かりにくいので、手持ちのTOMIX製115系と合うように現物合わせでマスキングしました。

本当はドア部分の凹んだ部分には補強のマスキングを入れると奇麗になるのですが、

当時そはこまでの技術は持ち合わせておりませんので、省略しています。

↑マスキングを外して組み立てたところ

多少の荒っぽさはあるものの、綺麗に塗装することができました。

マスキングテープをはがしたあと、現れた湘南色を目にした時には涙ものでした。(大げさ)

↑TOMIX製115系と並べたところ

発色の良さを狙って塗装しましたが、実際にTOMIX製と並べると色合いが結構違います。

どうやらファルベの塗料は80系電車の色合いに近い、少し暗めの色調のようです。

現行の湘南色であれば、GM社製のが良いかもしれません。

 

両端のクハをどうするか、作ったのはいいもののずっと放置になってしまっています・・・

実車のクハは300番台と1000番台の両方が使用されていたので、

各社のバラ売りやジャンク品等で編成が組めるといいですね。

塗装についても、いわゆる末期色(黄色一色)も存在していたので、

その方が塗装工程が減る分楽になります。

 

塗装の練習にもなるので、やってみてもいいネタかもしれません。

 

ではまた!

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